モンスターから世界を救う、革命を起こして国を変える、
野球で逆転ホームランを打つ、会社のピンチを切り抜ける、
人はそういう人たちをヒーローといいます。
もちろん彼らはヒーローに違いありません。
でも、私は思うんです。
毎日6時に帰ってくるお父さんや、
働きながら家族を大切にしてくれるお母さんも
落ち込んでいるときに駆けつけてくれる友達も、
仕事のミスをカバーしてくれる同僚も、
みんなヒーローなんじゃないかと。
IT業界は、ともすると若者ばかりで、
デジタルでスマートだと思われがちですが、
実際は人間くさいやりとりによって築かれています。
提供するサービスを利用する人には、
便利で手間のかからない、簡単なものにしたいと思うほど、
人同士のやりとりなくして良いものは生まれません。
何より、人と人というのは年齢や経歴ではなくて、
親子くらい歳が離れている2人がご飯に行くこともあります。
本気で議論することもあります。
それが自然だと思っています。
みんながヒーローになれる会社から、みんながヒーローになれる社会を目指して。